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    現金主義、発生主義
    (げんきんしゅぎ、はっせいしゅぎ)

   OH〜 ナンダカ固ソウナ言葉デスネ〜。
   クレジットカードは一切使わない 「現金主義」とはちょっと違いますが・・・  く(^^A
   (2008年5月 更新)


   【 現金主義、発生主義 】
   「現金主義」と「発生主義」では、収益と費用の会計処理方法が違います。

   例えば・・・、
   料金後払いで消耗品を購入したとします。

   消耗品を受け取った時点では何も記帳せずに、後日、現金を支払った時点で 「取引」の記帳
   をする会計方法を「現金主義」と言います。
   つまり、現金の出入りが取引の基準になっているわけです。

   一方、商品代金は支払っていないが、消耗品を受け取った時点で 「取引」の記帳をする会計
   方法を「発生主義」と言います。
   現金の出入りに関係なく、何らかのアクションが発生した時点を基準として記帳を行います。
   (※ 尚、この発生主義による会計処理は〜
      いわゆる 「企業会計原則」における 「正規の簿記」とされる会計手段となっており、
      またそもそも〜 簿記実務の基礎的な面から見ても、発生主義は基本となっております



   < 現金主義 >
    クレジットカードで商品を仕入れた場合。

          1.クレジットカードの通帳引き落とし日・・・
借方 金額 貸方 金額
 仕入高 10.000  普通預金 10.000

    売り掛け(料金 後日回収)で商品を販売した場合。

          1.料金を回収した時点で・・・
借方 金額 貸方 金額
 現金 10.000  売上高 10.000

    消耗品を買った場合。

          1.消耗品を買った時点で・・・
借方 金額 貸方 金額
 消耗品費 10.000  現金 10.000


   < 発生主義 >
    クレジットカードで商品を仕入れた場合。

          1.商品の受け取り時・・・
借方 金額 貸方 金額
 仕入高 10.000  未払金 10.000

          2.クレジットカードの通帳引き落とし日・・・
借方 金額 貸方 金額
 未払金 10.000  普通預金 10.000

    売り掛け(料金 後日回収)で商品を販売した場合。

          1.商品を引き渡した時・・・
借方 金額 貸方 金額
 売掛金 10.000  売上高 10.000

          2.料金を回収した時点で・・・
借方 金額 貸方 金額
 現金 10.000  売掛金 10.000

    消耗品を買った場合。

          1.消耗品を買った時点で・・・
借方 金額 貸方 金額
 貯蔵品 10.000  現金 10.000

          2.その消耗品を実際に使った時点で・・・
            【※ 使った時点 = 事業の用に供した日
借方 金額 貸方 金額
 消耗品費 10.000  貯蔵品 10.000


   「現金主義」と「発生主義」を具体的に説明すると、以上のような感じです ^^

   ちなみに・・・、
   平成25年現在では、「現金主義」による簿記を採用している青色申告の方には、65万円の
   「青色申告特別控除」の優遇がありませんので (複式簿記でも)、

   青色申告をされる方は〜
   出来るだけ「発生主義」を採用した複式簿記を目指しましょう〜 ^^)/
    ※ 当サイトでは、「発生主義」「複式簿記」「青色申告」を基準として解説しております ^^


尚、この 「発生主義」に関しましては、簿記の基礎的にも〜 企業会計原則や税務上で言う 「正規の簿記」としても〜 超基本中の基本 & 原則事項とも言える事項なのですが、

ただ、そういった基本的な面がある一方で、
例え 厳格な 「65万円の青色申告特別控除」の対象とされる青色申告の方であっても、一種の緩和策とも言える 「特例」的な考えも許容されている面 (超部分的ですが)もありますので・・・
(※ いわゆる、適所部分的に 「現金主義」的な考えにての会計も許されている)

それらもあわせ、予め お見知り置きのほど願います m(_ _)m
(※ 例えば・・・ ⇒ 「重要性の原則」が根拠となる特例の色々



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