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ローンの月々の支払い額から金利分・利息分を割り出す方法

毎月引き落とされている額から、利息分を割り出す方法。

信販系クレジット

店頭で申込用紙を記入し、電話などで本人確認を行った上で実行される事の多い信販系クレジット。

※ 名称はローンであっても、正式にはクレジット。(⇒ 信販系クレジットとは?

自動車や電化製品など、販売店でクレジット契約(用紙を書く分割払い)をした場合に、手元に残る資料あっても「元金」と「金利手数料(分割手数料)」、月々の支払額程度しか分かりませんよね〜。

後から郵送されてくる「クレジット利用明細書」にも、利用金額(元金)と金利手数料、月々の支払額程度しか書かれていません。(これらは信販会社にもよるかもしれませんが・・)

ましてやこういった明細すら紛失しており、月の支払い額しか分からないことも。。

と、こんなケースでは、

月々の支払額の内、いくらが元金でいくらが金利手数料なのか・・・金利手数料分(利息分)を経費にしようとした時に 非常に困る事も。

ちなみにとあるクレジット会社に問い合わせてみたところ、

「利用金額の総額に対しての金利手数料ですから、月々の支払いの内訳(金利手数料の部分と元金の部分)は計算出来ません」

・・・との事でした。

金利手数料分を計算してくれる信販会社もあれば、計算してくれない信販会社もあるようですね〜。

う〜ん。。

これでは「利子割引料」にいくら経費計上して良いのか・・・。

・・・という事で、ちょっとややこしいかもしれませんが、、

月々返済額の「元金」と「金利手数料」の金額を計算する方法を解説しておきましょう〜。

クレジット払いの特徴を把握すれば、思ったより簡単なはず・・・ ^^

なおこちらは解説がやや長くなってしまったので、詳細はこちらにて別途解説ページを作ってみました。 >>> 「月々の支払を、金利手数料分と元金分に分けて算出する方法」。 どうぞこちらをご参照くださいませ。

銀行系ローン(借入融資)

銀行系のローン(借入金)は元利均等返済を採用している事が多く、個人的に月々の支払額の内訳(元金部分と金利手数料部分)を計算するのは難しいようです。


↑信販系クレジットの返済イメージ

↑銀行系ローンの返済イメージ(元利均等返済)

また取扱い銀行や環境・条件によって元金均等返済のローン(月々の支払額が減っていく)もありますし、保証料が金利手数料に含まれている場合もありますので、、

詳しく分かる明細書が手元にない場合には、

借入先の融資担当者などへ先ずは相談してみましょう。

銀行借入ローンの知識や仕訳等については、「銀行借入ローン」を参照。

以上参考までに。


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