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立替金

読み方

たてかえきん。

概要

取引先や社員など、他人に支払いの義務がある金銭などを、事業主が立て替えた一時的な金銭支出を管理する勘定科目。

該当する主な対象

税金、社員が負担すべき社会保険料、(場合によっては前払給与なんかも)  ・・など。

注意点

・当然、他人が支払うべき金銭の立替なので、後日その金銭を回収できる権利がある事。 (また回収時も、基本 資産の回収ですので、、 必要経費とかに振り替わる事もありません)

・「仮払金」とか 「預り金」とかとよく比較されるようですが、、 ただ仮払金 ⇒ 用途も金額なども一切決まっていない必要経費に対しての勘定科目。 預り金 ⇒ 他人が支払うべき金銭の預かり分 (預かっているが、未だ支払っていない)。 ・・と、根本的な意味合いは全く異なりますので一応予め。

その立替金とする金銭には、双方にとって利益性が付与されないモノに限られます。 (双方 = 貸す方と借りる方)       

 例えば、、 立て替えることにより〜 利息や利子、その他立替手数料などを得るようなパターンは、一般的には 「貸付金」を使うのがベスト・チョイスかと。 またその立替金に対する返済 (回収)が長期に渡るようなパターンでも、一般的には 「貸付金」を使うのがベスト・チョイスかと。 (これら明確な基準はないが、翌月を超えての回収や、2回以上に分けての回収となる場合には、こちらの 「貸付金」勘定を使われる事をオススメ致します。 【→ 詳しく】)

 ちなみに〜 その立替金勘定を立てる金銭は、事業主の事業資金を 「無償」にて一時的に 「貸し」とするにほぼ同等な行為となりますので、その立て替えは、事業資金を出してでも〜 本当に必要となる立て替えかどうかを考え、(取引き上、自社の資金を一時的にでも融通しないといけないようなモノなのか、、 とか、また雇い主と社員という関係上、その立替がごく自然と発生してしまうものなのか、、 又はいたしかたないものなのか、、 とか)

 もし、その必要性を感じない場合には、、 貸付金など、適所適応と思われる勘定科目などにて経理処理される事をオススメしておきますね ^-^)ノ (※ もしその立替金が税務署側から 「貸付金」と判断された場合には、無償であることに相応する贈与・報酬・寄付などが行われたとして そう見られる可能性も。 但し、この辺りの細かい線引きは、、 はっきりと言って難しいですから、もし明らかに仕訳に迷うようなパターンの場合には、所轄税務署などへご相談を)

消費税の課税取扱い(区分) 

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仕訳例(仕分け例)

ユーザー車検代行業務にて、お客様の自動車重量税を立て替えた。

借方 貸方 摘要
立替金 37,800円 現金 37,800円 A様、重量税立替え

 ※ 取引きは営業取引きと言えるが、ただその税金の支払い義務は直接お客様に対してのものですので〜 この場合は立替金が適応かと。。

以上参考までに。
(※ なお、これら仕訳例、及び勘定科目各概要は主に個人事業者を対象としたものとお考え下さい(一応当サイトでは、法人仕訳等には触れておりません)。 また上記例は一般的なごく一例です。 それと消費税に関しては税込経理としての仕訳となります)

テーマ
勘定科目辞書

個人事業でよく使われる勘定科目を仕訳例とともに一覧にしてみました(個人事業向け)。
資産の部。主な勘定科目

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