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個人事業主の社会保険について

雇われ社員の時には全く気にならなかった社会保険も、個人事業として開業した時になってはじめて色々と気になりだします ^^

会社員時代に加入していた「健康保険」や「厚生年金」などは、個人事業主となったらどうなるのでしょうか・・・

国民健康保険と国民年金

一般的に「社会保険」と呼ばれているものには、

大きく分けて「健康保険」、「厚生年金」、「労災保険」、「雇用保険」の4種があります。

・・・で、これらのうち、個人事業の事業主(個人)になる事で加入が出来ないものは・・・

全部です ^^

これらの全ての社会保険は雇われる側のみが加入でき、個人事業の事業主は、これらの4種の保険にはどうやっても加入する事が出来ません。(一部、法人の事業主は除く)

まあ雇用保険に関しては、事業主は雇用されているわけではないので、加入出来ないのは分かりますが・・・ ^^

但しっ!

これらのうちの「健康保険」と「厚生年金」に関しては、加入出来ないだけであって、これらに替わる保険へ加入する事が義務付けられています。

それが「国民健康保険」と「国民年金」です。

会社員時代に加入していた「健康保険」や「厚生年金」は、個人事業主になると「国民健康保険」と「国民年金」へ変わります。(要・切り替えの手続き

※ 「健康保険」や「厚生年金」の被保険者の資格は退職と共に喪失しますので、退職後直ぐに個人事業を開業しなくても、「国民健康保険」と「国民年金」への加入手続きは必ずやっておきましょう。
※ 「国民健康保険」と「国民年金」への加入は義務(強制)になります。

ちなみに、

「労災保険」に関しては、入りたくても入れない・・・困った・・・でも仕事中のケガくらいは・・・という方には、業務中のケガまで補償してくれる「あんしん財団」という共済がオススメかも ^^

今まで会社員として雇用の恩恵を受けていた方は、個人事業へ転職する事により、年金や各種保険の重さが身にしみますね・・・ (T△T)

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