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   【 減価償却の裏技? 】
   (2008年11月 更新)

   同じ用途で取得した減価償却資産でも、少しの違いが大きな節税に繋がることもよくあります。
   皆さんにとって一番身近な減価償却資産でもある 「自動車」を例に、減価償却の裏技? を使った節
   税対策の一例を解説しておきますね〜 ^^)/


   < 新車よりも中古車? >
   取得価額120万円のコンパクト乗用車の新車と、取得価額120万円の軽自動車の新車。
   購入するならどちらを選びますか〜?
   そりゃ〜もちろん「軽自動車」ですよね〜 購入後の維持費が決定的に違いますからね〜 ^^

   それでは・・・、
   取得価額180万円のコンパクト乗用車の新車と、取得価額180万円のコンパクト乗用車の新古車
   購入するならどちらを選びますか〜?
   ちなみに、新古車は半年落ちの未使用物件です。

   どちらも同じクラスの普通車なので、購入後の維持費は同じですし、取得価額も変わりません。
   少しでも新しい年式の新車がお得に見えますが・・・。

   え〜そうですね〜、家庭用で選ぶなら新車へ飛びついてOKです。
   しかし、事業用として、さらに節税を優先するならば、「新古車」を検討してみた方が良いかもしれま
   せん。
   何故なら・・・、

   必要経費として計上できる償却費に違いがあるからです \(^o^)。

   法律上では、新古車は 「中古車」としての扱いになります。
   新古車(未使用車)は、まだ何処のユーザーも乗っていない状態でも「中古車」になります。 厳密に
   言えば、登録されてナンバーが付いた時点で中古車になります。
   (何を隠そう! 私は自動車業界に15年もの勤務歴があり、
    今も尚、SOHO業のかたわら〜 自動車業界にもたずさわっている いわゆる業界人です ^^)

   ・・・という事は、新車の耐用年数は6年で、新古車(中古車)の耐用年数は5年になりますね〜。

       参考 ・・・ 「中古資産の耐用年数(別窓)

   単純計算ですが、
   新車の場合には 1年間で30万円の減価償却費。
   新古車の場合には 1年間で36万円も減価償却費として必要経費が計上できるという事ですね〜。

   同じ金額を支払うならば、早く経費化できる方が節税につながりやすいですから、上記例の場合で
   は 「新古車」が優勢! っちゅうわけですな〜 ^^

   しかも!
   上記例では 「節税」だけを基本に取り上げていますので、購入時に支払う税金類も考えると、さらに
   新古車がお得になる可能性も〜 ^^)/
   重量税が不要だったり、取得税が減額されていたり・・・と、新車と比べると新古車の方が支払う税
   金の額が少ないはずですから、付随する出費も抑えられます ^^

   しかし、これらは私個人の独断意見でもありますので、あくまでも 参考程度に!
   絶対! とは言い切れませんので、予め御了承のほどを・・・ m(_ _)m
   ※ 税務署の担当者によっては、数ヶ月落ち程度の未使用車は 「新車」として見解する可能性も
      多少あります。
   ※ また、中古車の販売店によっては、新車をあたかも新古車の様に、お得感の先入観を利用し
      た巧みな話術の強引営業・・・という事も考えられます。
      (新古車を買ったつもりが新車だった・・・という事が現実にあります)。


   < アフターパーツは購入後? >
   車を購入する時に、ついでに・・・という事で、色々とアフターパーツを取り付ける人も多いでしょう。
   購入時に取り付けてもらっておけば、後々面倒もないですしね〜。

   しかし!
   このような場合にも、節税のポイントが隠されている事を忘れないで下さいね〜 ^^

   例えば 「カーナビ」。
   購入と同時に取り付けてもらうと、カーナビに対応する価額は車両に含めた減価償却資産となり、
   法定耐用年数で減価償却される事になります。

   では、車の購入後に、個別で購入して取付した場合はどうなるのでしょうか・・・。

   この場合、購入したカーナビは 「資本的支出」と見なされ、
   20万円以上の取得価額であれば 「車両運搬具」として減価償却、20万円未満の取得価額であれ
   ば 「修繕費」として一括経費が可能になります。

       参考 ・・・ 「カー用品の購入(別窓)

   もし購入したカーナビが15万円だとしたら・・・、

     購入の取得 ・・・ 車両の法定耐用年数で減価償却(数年に渡って経費化)。
     購入の取得 ・・・ 全額が一括経費。

   節税にとっては、この差はでかいですね〜 ^v^)/



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