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(2011年12月1日更新)

来年度から所得税上乗せ。復興特別所得税とは?

 そういえば〜 復興増税法案が成立したとか?で、早速来年度の所得税から上乗せ増税(2.1%の上乗せ)が開始されるようですね。

 ちなみにこの上乗せされる税金の事を 「復興特別所得税」と言い、もちろんきっかけは東日本大震災であり、その震災被害からの一日でも早い復興を主眼・目的とした財源確保のための特別措置ということ。

 なおこの上乗せ分は、原則 基本納税額に対しての上乗せ。

 例えば所得税の納税額が50万円の方だと、、
50万円 × 2.1% = 10,500円(この額が復興特別所得税に該当するもの)。
納税額の50万円に、その2.1%分の10,500円を上乗せし〜 合計510,500円の納税。

 という感じに。
(※ またこの合計された税を ”所得税及び復興特別所得税” という呼び方をし、扱い的には従来の所得税と同等と思われておいても問題はないでしょう)

 もちろん特別措置なので時限は設定されており、その時限は平成25年から25年間という事にはなっております。

 ちなみにこの上乗せ税は住民税と法人税に対しても決定されており、(法人税は後に廃止決定) 住民税に関しては一律最大1,000円の定額制加算となっている様子。(なお時限は26年から10年間)

 後は一日でも早い復興を願うばかりです (-人-)

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