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(2011年7月22日 (2015年4月11日更新))

お中元やお歳暮、お年賀も必要経費。また節税な贈り方も

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  • 1. 贈り物 = 勘定科目は接待交際費。 つまり必要経費になる
  • 2. ちなみにそんな贈り物も、考えようによってはもっと節税も出来るかも

贈り物 = 勘定科目は接待交際費。 つまり必要経費になる

 台風一過の涼しいひと時が過ぎ、またまた猛暑がぶり返し。 皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 いや〜 この季節になると、やはり気になるのが「お中元」。
仕事上でお世話になった方々などへ〜 感謝の気持ちを込めた贈り物。

 もちろん! そんな贈り物も仕事に関連するものであれば、、 必要経費になります。

 勘定科目は「接待交際費」。(お歳暮やお年賀なども同様

ちなみにそんな贈り物も、考えようによってはもっと節税も出来るかも

 ちなみに〜
ハムやビールといった一般的な贈り物だと消費税の課税対象となりますが、
ビール券や商品券といった、いわゆる金券類の贈り物だと消費税は非課税対象となりますので、

 もし、貴方が消費税の課税事業者であって、どういった贈り物がいいかな・・・と、お悩みでもあって、さらにそれらの選択枝が全て同額であれば、、 貴方の事業所得などに応じて何を選択するのかで・・ 節税の度合いが変わる場合もあるでしょう。

 例えば・・・
所得税率10%の方で〜
税込み3,000円のハムと3,000円の商品券。

 税込み3,000円のハムだと、
消費税分の143円(税率5%。仮払消費税、もしくは仕入れに相当する消費税)と、
税抜き部分の2,857円額面の10%・・・ 285円分が実質控除?され、(収入から必要経費として差し引かれた分に対する税負担の軽減値)
プラス、住民税分の10%も合わせトータル713円分の税額が差し引かれる計算に。(厳密に言えば、国民健康保険に影響も)

 しかし一方で3,000円分の商品券だと、
消費税分の差し引きはなく、額面部分3,000円の10%・・・ 300円分が実質控除?され、(収入から必要経費として差し引かれた分に対する税負担の軽減値)
プラス、住民税分の10%も合わせトータル600円分の税額が差し引かれる計算に。(厳密に言えば、国民健康保険に影響も)

 どうでしょう。

 簡単に比べてみると、こんなにも節税の差が・・・
※ だからこういった贈り物はハムやビール等の現物系が多いんですかね。。
(※ なおこれらは個人事業者を前提として空算しておりますが、おそらく法人においても同じ傾向かと思われます)
(※ またこれら傾向は、消費税率が上がれば上がるほどその節税差は大きくなる計算にも 【2015年4月追記】)

 但し!これらの計算はかなり簡易的などんぶり勘定なので、(税率変化や国民健康保険の支払い額、その他の税金(事業税など)等までは一切考慮しておりません) 贈答品の購入額や規模、事業者個人々の事業状況や 個人所得によっては必ずしも当てはまる節税とは限りません。(それと、、 これらは私の個人的な空論や見解なども含むため、これら計算の正確性までもお約束できません ^^)

 あくまで「一例」までに m(_ _)m  また以上参考などまでに。

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