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    複式簿記、単式簿記
    (ふくしきぼき、たんしきぼき)

   (2013年3月 更新)


   【 正規な簿記 】
   ある程度 「簿記」の事をアレコレと学んでいると、
   「正規な簿記」という言葉にひっかかってくるでしょう。

尚、この 「正規な簿記」に関しましては、単式とか複式とか・・・ いわゆる簿記の形式を指すものではありません。 まあ簡単に言えば〜 簿記を行う上での 「考え方」や 「簿記帳簿の管理方法」と思って頂ければよろしいかと。。。

   ただ、この 「正規な簿記」について深く語っちゃうと、簿記の上級・本格的な試験取得応援サイ
   トになってしまいますので・・・ まあその辺りまでは割愛させて頂きたく思っておりますが、

   まあ一言で言うならば〜
   「日本においての基準会計 (会計基準)とされる規範的簿記の総称
   とでも言いましょうか。

   つまり 「正規な簿記」と。 ←(そのまんまやないかいっ!!!)
   (※ 正式な簿記・・・ とまでは言いませんが、簿記の本式・模範とも言えるかと。
      もちろん! ここで言う正規な簿記での帳簿管理をなされる場合には、
      65万円の青色申告特別控除の適用対象となっておりますので〜 念のため)

   また、日本における会計基準では、「企業会計原則」というものが用いられる場合が多く、
   その 「企業会計原則」を厳守した簿記が、いわゆる 「正規な簿記」と、そう思われていても問
   題はないかと。。。
   (※ 但し、これら正規な簿記や企業会計原則含む、いわゆる 「簿記」に関しましては・・・

      そもそも法律ではありませんし、
      (↑ 企業会計原則自体 法律でもなんでもありません)

      また、実務上の会計処理は、その金銭の目的や事情、その他多くの環境・状況によっ
      て、さらには会計する人の考えによっても〜 多種多様、かつ複雑に入り組むモノです
      から、

      そういった企業の会計を、出来るだけ理想形? に近づけようと・・・
      つまり、より正確な税額へ近づけるために・・・ あくまで 「推奨」されている会計の形と
      されているモノであって、
      (↑ つまり税務署や国税庁などが直接〜 企業会計原則を 「正規な簿記」等とし
         て、それを直接推奨しているわけではありません。

         尚、税務署や国税庁の言う 「正規な簿記 (正規の簿記)」とは〜
         広義で 「適正な税額が導き出せる簿記」と、そうお考え下さい。

         ちなみに〜 企業会計原則に関しましては、それは 日本における税務の会計
         基準において、それら考えが公正的で妥当性あるモノだと判断されており、
         よって、税務上における会計基準の ”重要な原則の 「ひとつ」” として考えられ
         ております


      という事は???
      それら会計の流れが100%完全なモノだとしても、必ずしも〜 その結果が 税務上
      でも認められる・・・ というわけではありませんし、また、これが正解! といった会計
      処理とも限りませんので・・・ 一応念のため。。。
      (↑ つまりは・・・ 簿記の方式や帳簿の種類など、形式上最低条件さえクリアーし
         ていれば、所定の各青色申告特別控除などを受けられますし、また、これら正
         規な簿記から多少外れていても、最終的な税額さえ合っていれば、税務署側は
         それで ”OK”なわけで。。。

         ただ、これら正規な簿記に沿った会計は、その正規な簿記自体が、所得税法上
         の規範とする部分も多いですから、より正確な税額算出のためにも、また、間違
         いやミス、誤解の少ない税務のためにも〜 さらに、後々の調査などで莫大・膨
         大な否認や修正箇所が出ないためにも。。。

         これらルールを厳守した会計を推奨、かつ理想・考え方の ひとつの原点として
         おきますね〜 みたいな感じでしょうか
))

   ちなみに〜 その企業会計原則では、いくつかの原則事項が記されており、
   そのいくつかの原則事項 (基本的な原則事項・一般原則)にちょっと触れてみますと・・・


    正規の簿記の原則 
     いわゆる 「基本」を記した原則事項 (一般原則)であって、
     簡単に言えば 「複式簿記」を使った簿記が、正規な簿記の理想である・・・ と。
     (※ まあ〜 「正規な簿記」は、「複式簿記」である必要がある・・・ と、そう解釈されて
        も問題はないかと)

     (※ またそれは、必然的に 発生主義も前提となる。。。 みたいな事も 同時に記載
        されております (←これについては後程。 但しここは かなり私の個人的な見解
        によるものですが。。。)

     ちなみに・・・ その根拠や真意は、ここで言う 「正規の簿記の原則」にあるのかどうか
     までは分かりませんが、

     ただ少なくとも〜
     国税庁や税務署的の言う 「正規の簿記の原則」は、
     発生主義での複式簿記」の事を指し、そう見解しておりますので、
     一応参考までに m(_ _)m


    継続性の原則 
     これは 「正規の簿記」でなくとも、そもそも簿記の基本中の基本事項とも言える部分で、
     事業主の都合 (節税性や損得勘定など)に合わせて、一定の範囲を超え〜 その記帳
     方法をコロコロと変えてしまってはあきません! という事。
     (※ 一定の範囲 = その会計処理などが、より真実性・明瞭性・正確性高いものへ
        となる場合など)

     つまり〜 一度決めた会計上の流れは、合理的な理由がない限り・・・ ずっとその流れ
     を保って・厳守して 記帳していかなければならない! という事ですね ^^
     (※ この辺りにつきましては〜 ⇒ 後程のページにて。。。)


    明瞭性の原則 
     これはある程度 そのまんま感あるかと思われますが、
     つまりは・・・ 正確性高い中にも、分かりやすさも高くなければいけません! という事。

     例えば、車屋さんが使うような ちょっとした高価な整備工具 (価額は5万円ほど)。
     もしその工具を、ソフトウェア開発事業の営業車用のメンテナンス工具とするならば、、、
     かつその事業者では 「車両費」の勘定科目を活用していたなら〜

     迷わず 「車両費」として仕訳をする事でしょう。

     しかし一方で、もしそれと同じ工具を、自らが自動車整備に従事している事業者が購入
     したならば・・・ 稀に自社の営業車にも使うかもしれませんが、普通は、お客様の整備
     作業用となるでしょう。 と、こういった場合には〜

     迷わず 「消耗品費」としての仕訳が 適用性高いかと。

     何故なら〜
     その方が、より正確性高く、かつより分かりやすい会計と言えますからね ^^
     (※ ちなみに〜 もし、
        ソフトウェア開発事業者の方で 消耗品費扱いにしてしまうと・・・
        それは税務上でも会計上でも別に不正解ではないものの〜 それだとかなりアバ
        ウトすぎて、ちょっと正確性高いとは言えませんし、

        また今度は、自動車整備屋さんの方が、車両費扱いにしてしまうと・・・
        これもこれで、税務上でも会計上でも不正解ではありませんが、ただこれだとあま
        りにも複雑的になり過ぎで、逆に分かり難い・・・ かと)

     これら参考までに。

     尚、これら明瞭性の原則に追従するものではありませんが、
     まあカテゴリ的には ちょっとした延長的な原則事項も御座いまして。。。
     ちなみにその原則事項は 「⇒ 重要性の原則」と言われておりまして、

     まあそれにつきましては、別ページにて また詳しく触れておりますので〜
     そちらのページにて m(_ _)m
     (※ そちらのページ ⇒ 「重要性の原則」
     (※ 但し、それら 「重要性の原則」は、ここで言う 「企業会計原則」の基本的原則 (一
        般原則)とはちょっと異なり、どちらかと言いますと・・・ 本式で複雑な簿記形式の
        中でも、合理的なら許される範囲内の 「手抜き」的な補足事項 (いわゆる簡便な
        簿記)として位置付けられておりますので、これら予めご留意頂きたく思います)


    発生主義の原則 
     これも一応は、基本的な原則 (一般原則)ではありませんが、
     ただ、正規な簿記を語る上では〜 かなり前提的な原則事項となっておりますので、
     (※ 何せ、65万円の青色申告特別控除を受けるための 最低条件ですから。。。)

     こちらも予めご参考までに m(_ _)m
     (※ 尚、その発生主義につきましては〜 ⇒ 「発生主義について」 こちらにて)
     (※ ちなみに〜 複式簿記自体が、そもそも 「発生主義」にて管理する事が原則的と
        なっているようですから、これも一応参考程度までに)


   ・・・と、まあ だいたいこんな感じでしょうか。
   主に触れておくべき 「企業会計原則」における 基本的な原則事項につきましては。

   (※ という事は???
      これら基本的事項含む、原則事項を厳守した簿記が〜
      いわゆる 「正規な簿記」。 又は 「正規の簿記」と言ってもいいかと
 ^^

       尚、ここでは、企業会計原則における原則事項は、ほんの一部しか触れておりませ
       んので、その他 詳細な部分などにつきましては〜 各自、専門書籍などにての参
       考をお願い致します m(_ _)m)



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