せいきなぼき。
ある程度「簿記」の事をアレコレと学んでいると、「正規な簿記」という言葉にひっかかってくるでしょう。(尚、この「正規な簿記」に関しましては、単式とか複式とか・・・ いわゆる簿記の形式を指すものではありません。まあ簡単に言えば簿記を行う上での「考え方」や「簿記帳簿の管理方法」と思って頂ければよろしいかと。。)
ただ、この「正規な簿記」について深く語っちゃうと簿記の上級・本格的な試験取得応援サイトになってしまいますので・・・ まあその辺りまでは割愛させて頂きたく思っておりますが、
まあ一言で言うならば〜
「日本においての基準会計(会計基準)とされる規範的簿記の総称」
とでも言いましょうか。
つまり「正規な簿記」と。 ←(そのまんまや)
また、日本における会計基準では「企業会計原則」というものが用いられる場合が多く、その「原則」を厳守した簿記がいわゆる 「正規な簿記」と、そう思われていても問題はないかと。。
ちなみに〜 その企業会計原則ではいくつかの原則事項が記されており、そのいくつかの原則事項(基本的な原則事項・一般原則)にちょっと触れてみますと・・・
いわゆる「基本」を記した原則事項(一般原則)であって、簡単に言えば「複式簿記」を使った簿記が正規な簿記の理想である・・・ と。
※ まあ「正規な簿記」は「複式簿記」である必要がある・・・ と、そう解釈されても問題はないかと。
※ またそれは、必然的に発生主義も前提となる。。。 みたいな事も同時に記載されております。(←これについては後程。 但しここは かなり私の個人的な見解によるものですが。。)
ちなみに・・・ その根拠や真意は、ここで言う「正規の簿記の原則」にあるのかどうかまでは分かりませんが、
ただ少なくとも〜 国税庁や税務署的の言う「正規の簿記の原則」は、「発生主義での複式簿記」の事を指し、そう見解しておりますので、一応参考までに m(_ _)m
これは「正規の簿記」でなくとも、そもそも簿記の基本中の基本事項とも言える部分で、
事業主の都合(節税性や損得勘定など)に合わせて、一定の範囲を超え〜 その記帳方法をコロコロと変えてしまってはダメです! という事。
つまり一度決めた会計上の流れは、合理的な理由がない限り・・・ ずっとその流れを保って・厳守して記帳していかなければならない! という事ですね ^^ (なおこの辺りにつきましては〜 ⇒ 後程のページにて。。)
これはある程度そのまんま感あるかと思われますが、
つまりは・・・ 正確性高い中にも、分かりやすさも高くなければいけません! という事。
例えば、車屋さんが使うようなちょっとした高価な整備工具 (価額は5万円ほど)。もしその工具を、ソフトウェア開発事業の営業車用のメンテナンス工具とするならば、、かつその事業者では「車両費」の勘定科目を活用していたなら〜 迷わず「車両費」として仕訳をする事でしょう。
しかし一方で、もしそれと同じ工具を自らが自動車整備に従事している事業者が購入したならば・・・ 稀に自社の営業車にも使うかもしれませんが、普通はお客様の整備作業用となるでしょう。 と、こういった場合には〜 迷わず「消耗品費」としての仕訳が適用性高いかと。
何故なら〜 その方がより正確性高く、かつより分かりやすい会計と言えますからね ^^
これら参考までに。
尚、これら明瞭性の原則に追従するものではありませんが、まあカテゴリ的にはちょっとした延長的な原則事項も御座いまして。。 ちなみにその原則事項は「⇒ 重要性の原則」と言われておりまして、
まあそれにつきましては、別ページにてまた詳しく触れておりますので〜 そちらのページにて m(_ _)m
これも一応は、基本的な原則(一般原則)ではありませんが、ただ正規な簿記を語る上ではかなり前提的な原則事項となっておりますので、(何せ65万円の青色申告特別控除を受けるための最低条件ですから。。)
こちらも予めご参考までに m(_ _)m
・・・とまあだいたいこんな感じでしょうか。
主に触れておくべき 「企業会計原則」における 基本的な原則事項につきましては。
※ 尚ここでは、企業会計原則における原則事項はほんの一部しか触れておりませんので、その他詳細な部分などにつきましては〜 各自専門書籍などにての参考をお願い致します m(_
_)m
以上参考までに。