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(2019年12月18日更新)

2018年度、e-Taxでの確定申告手続き方法覚書。 E所得税の確定申告書(第二表)の作成編

e-Taxでの確定申告。データ作成もいよいよ大詰め。

前回までで所得税の確定申告書・第一表に関する入力は終わっておりますので、

あともうすこし!

今回は引き続き第二表関連を。


画像引用: 国税庁HPより

住民税等に関する入力へ

第二表は住民税や事業税に関連する申告票です。

ちなみにここの入力欄はちょっと分かり難く見落としそうになりますが、、

ココ。

ここをクリックして入力してください。

入力欄はこんな感じ。

上から主なものだけ触れておくと・・

1.給与・公的年金等以外の所得がある方の入力項目

これは給与所得等がある方で、他の区分の所得に関する住民税徴収はどうするか? というもの。

例えば会社員の副業・副収入なんかがそうですね。

簡単に言えば、その副業による収入に対する住民税を、会社経由(天引き)で給料分と一緒に差し引き納付するか、それとも給与とは別に個人で個別に納付するか・・ こんな感じの選択肢になっております。

 ※ もちろんあくまで一例です。
 ※ 会社員は源泉徴収等によって所得税だけでなく、住民税も会社経由で納付しているのですが、しかし副業等は会社外収入なので、それら副収入に関する税金などは こちらから申し出しない限り通常は会社などから天引きされておりません。

2.16歳未満の扶養親族がいる方の入力項目

現在では16歳未満に関する扶養控除などは廃止されており 御座いませんが、(住民税も所得税関連も)

ただ住民税の非課税枠判定には 当該扶養親族の数も使われておりますので、

お心当たり御座います方はお忘れなく。

6.事業所得や不動産所得がある方の入力項目

こちらは、事業所得者の方は念のためチェックを。

通常あまり触れることのない項目ばかりですが、

所得税で控除対象配偶者とした専従者欄は稀に活用される場合もあるでしょう。

 ※ 所得税では配偶者控除を適用したが、住民税では青色事業専従者としたい場合等。

・・・とまあ主なモノはこんなところかな。

入力終了(次へ)」へ。

またここへ戻ってまいりました。

今一度「入力終了(次へ)」へ。

ここでは住民税の額が確認出来ます。(事業税は後日の郵送通知になります)

次へ」。

住所・氏名等の入力欄が出てまいりますが、基本的にはほぼ埋まっているでしょう。

主に確認程度かもしれません。(連絡先区分のプルダウン選択くらいかな・・)

問題なければ 「入力終了(次へ)」 へ。

またほぼ住所確認です。

こちらは主に納税地に関するもの。

ただ、こちらに関しましてはページ後半には若干手を加える箇所が御座いますので、(あると思われます)

お見逃しなく。

 ※ なおここでも「整理番号」というものが出てまいりましたが、これにつきましてはまた別途こちらにて ⇒ 整理番号って何?

加筆、及び確認が済みましたら〜

入力終了(次へ)」へ。

ラストはマイナンバー(個人番号)の入力です。

家族の分も通知カードや個人番号カード等引っ張り出してきて入力されてください。

無事入力終わりましたら〜


画像引用: 国税庁HPより

申告書等作成終了 次へ >」 こちらボタンをクリック。

お疲れ様でした m(_ _)m

これにて第二表の入力作業も完了です。

入力データの確認

画面が移りましたら、、

ここでこれまで入力した内容の最終確認が出来ます。

先ほどまで入力していた確定申告書(第一表と第二表)はもちろんのこと〜 決算書も確認出来ますので、

申告書含め最終チェックを。

 ※ なお、画面上では印刷を推奨しているようになっておりますが、当該申告書データ等はまだ先でもダウンロード&印刷できるタイミングがありますし、ここは内容確認さえ出来ればそれで問題御座いませんので、当該画面であえて帳票等をプリントアウトする必要はありません。(むしろもし以後修正が入ったら内容が変わりますし、そもそもインクや紙などのエコのためにも ここは閲覧までで留めておく方がよろしいかと。。)

問題御座いませんか?

その内容で送信しても大丈夫ですか?

問題なければ 「次へ >」 へ。

なお、これにて第二表含む確定申告書、及び決算書のデータ作成が全て終了しました。

つまり残すところはあとデータの送信まで!

ちなみに取りあえず解説もまた長くなってまいりましたので〜 またちょうどこの辺り区切りもいいので、、今回はここくらいまでに。

続きはe-Taxで確定申告最終回 ⇒ e-Taxで確定申告!データ送信編 にて。

 ※ なおまだ先でもデータのセーブポイントは御座いますが、まあ一応この辺りででも一度データの保存を。

以上、参考までに。


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