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付属設備

読み方

ふぞくせつび。

概要

建物に付属する設備を管理する勘定科目。 「建物付属設備」とも言います。 減価償却資産になります。

該当する主な対象

エアコン(空調設備)、自動ドア、電源設備 ・・など。 (但し、営業取引き (販売)を目的とする 商品や製品的なモノは含みません)

注意点

・店内の改装や事務所の増設など、明らかに資産価値を高める支出については 「資本的支出」に該当します。

・尚、取得価額が10万円未満とされる付属設備などは、原則 「販売管理費」勘定にて一括経費 (全額を必要経費へ算入)とする必要があります。 (簡単に言えば、いわゆる消耗品等と同等として取扱う → 詳細) 但し、それ以外の付属設備は 「減価償却資産」等として取扱い、その資産の条件や状況などによって適所必要な減価償却などを行わなければいけません。

 減価償却資産について詳しくは、、 「減価償却資産」、「中古品の減価償却」をご参照下さい m(_ _)m  (もちろん仕訳に関する事例も色々と御座います。。)

消費税の課税取扱い(区分) 

課税。 減価償却が必要な資産でも、取得時に全額課税。

仕訳例(仕分け例)

事務所にエアコンを設置した。 (納品時に現金払い)

借方 貸方 摘要
付属設備 200,000円 現金 200,000円 事務所用エアコン

以上参考までに。
(※ なお、これら仕訳例、及び勘定科目各概要は主に個人事業者を対象としたものとお考え下さい(一応当サイトでは、法人仕訳等には触れておりません)。 また上記例は一般的なごく一例です。 それと消費税に関しては税込経理としての仕訳となります)

テーマ
勘定科目辞書

個人事業でよく使われる勘定科目を仕訳例とともに一覧にしてみました(個人事業向け)。
資産の部。主な勘定科目

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