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建物

読み方

たてもの。

概要

家屋・建物を管理する勘定科目。 減価償却資産になります。

該当する主な対象

倉庫、事務所、ガレージ、工場、お店 ・・など。 (但し、営業取引き(販売)を目的とする 商品や製品的なモノは含みません)

注意点

・店内の改装や事務所の増設など、明らかに資産価値を高める支出については ⇒ 「資本的支出」に該当します。

・未完成の建物に対して支払った前払い金は 「建設仮勘定有形固定資産)」を用います。 (完成した時点で 「建物」勘定へ振り替えます)

・土地上に設置・建設された建物以外の物体は 「構築物有形固定資産)」勘定を用います。 (塀(壁)や道路など)

・尚、取得価額が10万円未満とされる建物などは、「販売管理費」勘定にて〜 一括経費 (全額を必要経費へ算入)とする必要があります。 (つまり、いわゆる消耗品等と同等として取扱う) 【→ ちなみにこれら厳密には・・・】 但し、それ以外の建物は原則〜 「減価償却資産」等として取扱い、その資産の条件や状況などによって適所必要な減価償却などを行わなければいけませんので〜 これら予めご留意願います。

 減価償却資産について詳しくは、、 「減価償却資産」、「中古品の減価償却」をご参照下さい m(_ _)m  (もちろん仕訳に関する事例も色々と御座います。。)

消費税の課税取扱い(区分) 

課税。 減価償却が必要な資産でも、取得時に全額課税。

仕訳例(仕分け例)

商品の保管場所となる倉庫を購入した。

借方 貸方 摘要
建物 500,000円 現金 500,000円 商品保管用の倉庫

以上参考までに。
(※ なお、これら仕訳例、及び勘定科目各概要は主に個人事業者を対象としたものとお考え下さい(一応当サイトでは、法人仕訳等には触れておりません)。 また上記例は一般的なごく一例です。 それと消費税に関しては税込経理としての仕訳となります)

テーマ
勘定科目辞書

個人事業でよく使われる勘定科目を仕訳例とともに一覧にしてみました(個人事業向け)。
資産の部。主な勘定科目

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