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   【 ヤフオクで私物を売却した場合 】
   (2008年11月 更新)

   皆さんご存知のヤフーオークション。 略して「ヤク」 ← (略しすぎ)
   オークション参加経験のある方も多いのではないでしょうか・・・。

   私ももちろんヤフオク大好きです。
   家にある売れそうな物を片っ端から集めてみて、片っ端からヤフオクへ出品。 一昔前なら、使い古し
   た電化製品などは廃品扱いでしたが、現在は便利なヤフオクがあります ^^
   廃盤になったようなメディアを探すのにも大活躍ですわー ^-^)ノ
   いやー、未使用のスチームアイロンを出品した時には・・・ え? 個人的な話はもういいって?

   はい。 ・・・で、本題です。
   個人事業者の方以外でも、けっこう気になっている方が多いと思われる 「税金」について少しお話を
   しておきたいと思います ^^


   
   Q. ヤフオクで手持ちの私物を転売した事による収入は、所得税等の課税対象となりますか?
   A. ほとんどの場合には課税対象外と言えるでしょう。
       課税は 「収益」が基準になりますので、購入時価よりも高く売却したのでなければ課税され
       る事は絶対にありません。 安心してヤクッて下さいね〜 ^v^)/


   
   Q. ヤフオクへ私物を出品した所、1年前の購入価格よりも高く売れちゃいました(利益が出た)。 
       これって課税の対象となっちゃうの?
   A. ほとんどの場合には何も考えずに 「得したっちゃ!」で済ませてオーライです。
       但し、生活用動産※1に該当する物で、かつ1組・1個の価額が30万円を超える贅沢品
       (生活用動産でも宝石類や骨董品など)に該当しない物に限ります。
        ※1 ・・・ 日常で使われる生活用品に類する物で、テレビなどの家具、洋服(衣類)や自家用車など
              (日常生活に通常必要とされる資産)。


       ちなみに、生活用動産以外(日常生活に通常必要ないとされる資産)の私物を転売して得
       た収益は譲渡所得となります

       但し、譲渡所得には年間50万円の特別控除がありますので、よほどの利益が出ない限り課
       税の対象とはなりません。

       ロレックスのプレミアムが付いている 「デイトナ・コスモグラフ」を転売して、60万円くらいの
       利益が出た〜! とくれば、めでたく課税の対象です ^^
       (※ 通勤や事業にあまり使われないレジャーメインの自家用車や、生活用動産には相応し
          くないと思われる高級車等も含まれます(判断が微妙な場合には税務署などで必ずご
          相談を!))


   
   Q. 1ヶ月前に購入した自家用車(事業不使用)。 いきなり不要になって転売したら100万円も売
       却損しちゃった・・・。 これ、何とか損益通算(他の収益と相殺)や経費化とか出来ないの?
   A. 出来ません。 不可能です。 あきらめましょう〜。
       もちろん 他の生活用動産も同様です。

       余談ですが・・・、
       日常生活に通常必要ないとされる車を売却して、100万円の利益が出た場合には課税対象
       となりますが、100万円の損失が出た場合には損益通算する事は出来ません。
       (※ 日常生活に通常必要ないとされる資産の譲渡損失は 「0円」が計上の上限。 マイナス
          の損失計上は出来ません)
       (※ 他の所得と損益通算が可能なのは、事業用として使われていた資産のみです。 事業
          用資産の譲渡所得のみマイナスの損失計上が可能)

       但し、
       レジャー用途の自動車など、日常生活に通常必要ないとされる資産(生活用動産以外)を
       売却して発生した損失は、同年度における、日常生活に通常必要ないとされる資産の譲渡
       所得同士での内部通算(プラスマイナスの相殺)は可能です。
       (※ 通算後の損失は「0」円が上限。もちろんマイナスの損失計上は出来ません)

            詳しくは ・・・ 「譲渡所得」にて ^^)/


   上記例は、あくまでも個人で所有する私物転売での話です。
   業務用で使っていた経費計上済みの消耗品は 「雑収入」で管理して下さいね〜 ^o^)ノ
   (損益に係らず、売却した価額を 「雑収入」へ計上します)


   
   事業用で使っていた自動車等(減価償却資産)の売却なども、事業主個人の 「譲渡所得」の対象
   となります。
   よって、事業用車両の転売による利益(帳簿価額 < 売却額)、転売による損失(帳簿価額 > 売却
   額)は、どちらの場合も「譲渡所得」の損益となります。 (事業用のみ損益通算可

           参照 ・・・ 「減価償却資産の売却」・「自動車の転売・廃車(別窓)


   
   例え生活用動産の私物だとしても、予め転売を目的として複数購入し、反復して売却するような場
   合には 「事業所得」となります。 (収益を目的とした仕入れ ⇒ 転売 は事業と見なされます)

   



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